今日は僕の尊敬する、大塚周夫氏の誕生日です。
79歳、ますますのご活躍を一ファンとして願っております。
で、折角の大塚氏の誕生日。
氏のインタビューや対談などが拝める本を紹介しようかと思います。
僕が所有しているものですが、もっとあるのかもしれません。
(古い本は持ってないです)
僕自身、最近手に入れたものが多いですから、今でも購入できると思います。
1.『とり・みきの映画吹替王』 洋泉社
TV洋画吹替えの黄金期を支えた、大ベテランの吹替え師たちと、漫画家のとり・みき氏との対談集です。
とり・みき氏の吹替えに対する熱意と行動力には、本当に頭が下がります・・・。
肝心の面子ですが、大塚周夫氏以外も、声を聞けば知らない人はほとんどいない、ってな人たちばかりが揃っています。
何せ一番若手で山寺宏一氏なんですもの・・・凄い。
会話は主に洋画吹替えに関するもので、アニメに関するものはあまりありません。
しかし、とり・みき氏が吹替えファンであることもあって、内容も非常に充実していますし、読んでいてとても心地よい。
お一人お一人、ページ数も多めで、オススメの一冊です。
2.『山寺宏一のだから声優やめられない!』 主婦の友社
こちらは、今や声優筆頭の山寺宏一氏と有名声優の対談集。
大塚周夫氏ですが、息子の明夫氏と一緒に第一回のゲストとして収録されております。
この本のゲストでは周夫氏が一番年長。
声優や役者だけでなく、一般の人でも思わず"ドキッ"とするような発言が沢山あって、氏の仕事に対する姿勢がよくわかります。
この本の中で、僕がもっとも好きな大塚周夫氏の発言は、
「たとえばセリフ5つしかない役がきたら、こわいぜ」
3.『ベテラン声優が語る役者人生 演声人語』 ソニー・マガジンス
こちらは大塚氏含め、"大"ベテラン声優15名による、自伝集といったところでしょうか。
それぞれの方の扉に、本人のイラストが付いているのですが、こちらを声優の山口勝平氏が描いています。
15名のお名前を並べると、それはそれは壮観なのですが、僕が特にオススメなのは飯塚昭三氏の記事。
地球征服という野望に燃え続けた飯塚氏ならではの、格別の面白さです!
4.『甦る!東映アニメアンソロジー 05 デビルマン&バビル2世』 毎日コミュニケーションズ
こちらの本に、『バビル2世』での悪役ヨミの声優としてインタビューに臨まれています。
まず、インタビュー扉に周夫氏ご本人のお写真が載っているのですが、非常に鋭い眼光に「おぉ、やっぱりあのノロイをやったのは大塚さんなんだよなぁ」と思い知らされます。
そしてインタビュー最後のページに載っている笑い顔で、「あぁ、やっぱりねずみ男をやったのはこの人なんだよなぁ」と納得させられます。
最後に、以前にも紹介した、大塚周夫氏のインタビューが読めるサイトをご紹介。
テレビ東京:木曜洋画劇場2000回記念スペシャル 『ブレイド3』 アフレコ・レポート追記:先日、好きな女性声優としてお名前を挙げた折笠愛さんと小林沙苗さんですが、お二人とも『ドラえもん』の旧ジャイアン役として有名な、たてかべ和也さんがスカウトしたとか・・・流石ですわ。
- 2008/07/05(土) 21:27:13|
- 悪役
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
去る14日、文化放送のラジオ番組『青山二丁目劇場』に、大塚周夫氏がゲスト出演されたと聞いて焦ったのですが、本日インターネットのデジタルラジオによる再放送で無事に聞くことができました!
内容は藤田淑子さんとの対談、および昔話「ネズミ経」の朗読でした。
やはり主な話題はネズミ年と『墓場鬼太郎』から、ねずみ男に関するものでしたね。
どうやらあのねずみ男の抑えた声は意図的だったみたいです。
ブロンソンの「う〜ん、マンダム」なんかもやってくれていました。
藤田さんとの絡みでは、なかなか意外な話が聞けて非常に面白かったです。
しかし、猫が大好きとは知りませんでした・・・。
「だからあんなにネコなで声がうまいんだなぁ」と、妙に納得してしまいましたよ。
「ネズミ経」の朗読も、当たり前ですが非常にうまい!
(話自体も、聴いたのも小学生以来だったので、懐かしかったです)
朝からテンションの上がった一日でした。
(録音したラジオを聴きながら・・・)
- 2008/01/19(土) 23:24:11|
- 悪役
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
http://www.toei-anim.co.jp/tv/hakaba/なんと来年1月から放送予定の『墓場鬼太郎』、キャストは第1,2期のオリジナルキャストが起用されたそうです。
野沢雅子さんの鬼太郎も嬉しいですが、当ブログではやはり大塚周夫氏のねずみ男復活を喜ぶべきでしょう!
周夫氏自身お気に入りのキャラクターですからね、ノリノリで演じてくださることを期待していますよ!
キャストはまったく問題なし。
あとは製作スタッフの力量ですね。
話数も11と少ないので、気合入れて作って欲しいものです。
- 2007/11/14(水) 23:31:05|
- 悪役
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
大塚周夫氏のガンダムOOレギュラーを祝して、というわけでまた大塚ヴィランを一人ご紹介。
『ソニックX』 Dr.エッグマン
SEGAの看板キャラクターにして、世界で一番有名なハリネズミ、『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』。
僕は自宅にメガドライブ(古!)があったので、ソニックの第一作から『ソニック&ナックルズ』までプレイしたことがあります。
というか、やり込みました。
小学生低学年の頃は、ゲームはこれしかやっていないってぐらいに。
で、その『ソニック』シリーズの第一作目から現在に至るまで、一貫して悪役なのがDr.エッグマンです。
禿げた頭に、丸めがね。
にんじんのような鼻に立派なひげ面。
体は名前の通り卵型の肥満体。
しかし知能指数は300を誇るロボット発明の大天才!
ソニックがOVAとしてアニメ化された際には、声は滝口順平氏が担当されていましたが、まさにピッタリな配役だったと思います。
しかし、『ソニック』が3D化された際に、エッグマンのデザインが大幅に修正されて随分スタイリッシュというか、お洒落になりました。
それにともなって声も大塚周夫氏にチェンジとなりました。
僕も
旧エッグマン→滝口ボイス
新エッグマン→大塚ボイス
はデザインからくるイメージにハマっているので非常にグッド。
(イラスト見せないと伝わらないですよね・・・)
で、今から数年前にTVシリーズとして放映されていた『ソニックX』では大塚周夫氏がエッグマンを演じられておりました。
大塚氏がレギュラーで悪役やられていたのは、これが一番最近だったのかも。
ゲームとは違い傍に2体のロボット、デコーとボコーを従えていて、『タイムボカン』の3悪を思わせるノリが印象的です。
(僕としては『名探偵ホームズ』のモリアーティ一味を彷彿とさせて非常に嬉しかった)
例えば番組内で、
「良い子がまねしたらどうするの」とか、
「この番組はわしらで持ってる」とか、
「人の迷惑かんがえて悪役ができるか」などなど。
名言「ポチッとな!」(これは3悪頭脳担当、八奈見乗児氏のアドリブ)も使われていたし、製作者は『タイムボカン』の大ファンだったのでしょうか?
合わせて大塚氏の演技もノリノリで、結構アドリブも入っているんじゃないかと思われます。
ただこの作品に限って、僕は悪役のエッグマンよりも主役のソニックの方が好きなんです。
なにせメガドライブ時代、エッグマンには数え切れないぐらい殺されているので・・・・・・。
(アニメでは喧嘩友達という雰囲気でしたが、ゲームでは本気で殺しにきているとしか思えないステージが多かったよ!)
それに、ソニックの自由奔放でスカッとしたキャラクターは本当にカッコよい!
最近のソニックはまったくプレイしたことが無いのですが、未だに新作が出ていることはファンとして非常に喜ばしいことです。
もし機会があれば、あのスピード感をもう一度味わいたいものです。
- 2007/10/07(日) 23:21:51|
- 悪役
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
富士登山駅伝も今度の日曜となりました。
高校時代の先輩たちも出場するらしいので、会うのが楽しみです。
数回にわたって、大塚周夫氏がアニメ作品で声をアテられた悪役達を紹介してきました。
今回は氏の演じてきた悪役の中でも、もっとも恐ろしいキャラクターを紹介したいと思います。
『ガンバの冒険』 ノロイ
斎藤惇夫/岩波書店・TMS『ガンバの冒険』は1975年に放映されたアニメ作品。
白イタチのノロイに襲われた、とある島のねずみ達を救うために、ガンバをはじめとする7匹のねずみが島を目指して冒険をする、というもの。
作品自体はかなり有名だと思います。
(僕は再放送で見たくちですが)
とにかく友情と勇気というものを、こんなにも強く打ち出している作品は、今では絶対にお目にかかれません。
チーフディレクターの出崎統氏による芸術的な演出も印象深く、作品を非常に味のあるものにしています。
(例えば、『ガンバ』だとねずみ達は結構カラフルなのですが、人間は灰色一色で描かれています。これは人間から見たらねずみが全て同じに見えるのと同じで、ねずみから見たら人間はどれも同じに見えることを表しています)
そして、『ガンバ』をさらに名作として押し上げているのは間違いなくこの作品の最終的な目標である白イタチ、ノロイの存在です。
真っ赤な目、避けた口から覗く鋭い牙、雪のように真っ白な体毛。
その体は普通のイタチのゆうに3倍の大きさを誇り、通常群れをなすことのないイタチ達を(恐らくは恐怖で)統率し、ねずみ達を殺しながら日本を渡る白い悪魔。
全26話中、20話からの6回しか登場しないのですが、その存在感はあまりにも圧倒的で、とにかく他作品の悪役が陳腐に見えてくるほどです。
飢えを凌ぐ為にねずみを捕らえるのではなく、ただ己の快楽の為だけにねずみ達を皆殺しにしていく。
野生の動物にも関わらず、殺戮そのものに楽しみを見出しているところが、ノロイの異常性を示しています。
その方法もただ殺すのではなく、催眠術を使ったり(イタチなのに)、人(ねずみ?)質を捕って裏切り行為をさせたり、食料不足で苦しむねずみ達の目の前に、食物をちらつかせおびき出そうとしたりと手の込んだもの。
確かに性格、行動だけでも名悪役といえるのですが、ノロイが他の悪役と決定的に違うのは、やはり容姿です。
アルビノと思われる、赤い目と白い体。
アニメでは出崎氏の演出効果により、本当に白く輝いて見えるその姿は、人知を超えた存在(神や悪魔)として我々の眼に映るのです。
作品内でも、ノロイは部下が白い花をねずみの血で汚した際に、怒り狂って部下を惨殺するシーンが存在します。
この白いものに対する偏執的ともいえる美意識が、またノロイをただの悪役の枠に収まらない、特別なものとしていると言えます。
これだけ恐ろしい悪役であるノロイの声を大塚周夫氏が演じられているわけですが、この大塚氏の演技がまた恐ろしい。
怖いといっても、海原雄山のように迫力のある声というわけではありません。
感情の欠片も存在しないような、乾ききった声。
非常に硬く、まるで刃物のように鋭い声質。
さらに喉を鳴らすような、「カッカッカッカッ」という笑い。
ビクッと体が萎縮する怖さではなく、体から血の気が引くゾッとするような恐ろしさ。
ブラック魔王やモリアーティ教授にあったユーモラスな部分は微塵も感じられません。
幼少の頃に『ガンバの冒険』を見たわけですが、最近になって見直すまで、僕はノロイが喋るということを忘れていました。
というより、ノロイが言葉を話すイメージが僕の中には存在しなかったのです。
確かにそれほどノロイのセリフは多くないのですが、改めて氏の演技を聞いたときに納得しました。
きっとあまりに無機質、無感情なために印象に残らなかった、というより、"話している"とは思わなかったのかもしれません。
荒削りな部分も多々ありますが、『ガンバの冒険』はスタッフ、キャストともに全力で作っていたことが見ていて伝わってくるほど、近年のアニメーションには見られないパワフルなエネルギーをもった素晴らしい作品です。
これからも多くの方々に愛されますように・・・。
こちらのサイトにはノロイ様ファンクラブがあります。アニメレビューからどうぞ!
↓

- 2007/08/02(木) 00:50:22|
- 悪役
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
次のページ